米国バイデン大統領が日本製鉄(5401)によるUSスチールの買収禁止を発表しました。USスチールは経営悪化により身売りを模索していたところに手を挙げた日本製鉄という構図でしたがそれを米政府に阻止されるという事態です。
そもそもUSスチールは米国同業鉄鋼メーカーから買収提案を受けていたようですが、交渉は不調となっていてそれで米国から見た外資である日本製鉄が出てきたようです。
この買収話は一年前から発表されていて交渉が続いていました。
このタイミングで米政府が出てきたのは大統領選挙があり、あまりにも政争の具にされそうで色々と決定が先送りされていました。選挙も終わりようやく決着をつける段階に来たという流れです。
これまで日本製鉄の買収可否を審査していたのはアメリカの対米外国投資委員会(CFIUS)ですが、どうやら意見がまとまらず先月末に最終判断をバイデン大統領に委ねたようです。
民間企業の合意ができているのに米政府は買収禁止を発表してその後のケアはどうするんだろうという疑問は残りますね。買収禁止でUSスチールがそのまま倒産したら元も子もないと思うのですが、なにか支援をするのでしょうか。
日本製鉄の年末の終値は、3182円でした。
いずれにしても我々は推移を見守るしかないですが、まずは明日1/6(月)の大発会の日本製鉄の値動きに注目です。
